眼科で処方されるコンタクトの安全性
眼科の定期健診で調べること|色覚は正常か
色覚異常には先天的なものと後天的なものがあります。
このうち先天的な異常については、症状は進行しないため、異常があるかどうかだけが検査されます。
そのため、眼科の定期健診では、主に後天的な異常が新たに生じたかどうかをチェックすることになります。
この異常は加齢でも生じますが、緑内障や網膜の病気などが異常を引き起こしている可能性もあるためです。
異常があるのかどうかは、まず石原式色覚異常検査によってチェックされます。
これは、複数の色を組み合わせたドットの中から数字を読み取るというものです。
ここで異常が見つかると、パネルD15を使って異常の度合いが判断されます。
これは、バラバラの色票を色相の順序に並び替えるというものです。
ここで重度の異常があることと診断されると、アノマロスコープによる検査に移行します。
これは、赤と緑の光を合わせて黄色にすることができるかどうかをチェックします。
これらの診断によって異常があることが分かれば、さらにどのような病気が異常を生じさせているのかどうかをチェックしたり、その進行具合を確認したりすることができます。
早期の発見であれば、その分だけ治療にかかる費用や時間に対する負担も軽くなるため、定期的に眼科で検診を受けることが推奨されるわけです。
眼科の定期健診でまぶたの状態や逆睫毛を除去することも大切
眼科の定期健診でまぶたの状態を見て、目のかゆみや目やにが出る症状があれば逆睫毛の有無も確認してくれます。
逆睫毛になりやすい人や高齢者で皮膚のたるみがあることでなりやすい人もいます。
これを放置しておくと目やにやかゆみが起こってしまいます。
抗生剤の目薬を点す治療が行われるのですが、根本的に抜くのが最優先の治療です。
眼科で定期健診を受けるとその都度、逆睫毛を除去してもらえるため、不快な症状に悩まされる前に対処できるわけです。
自分で抜いたり人に頼んで抜いてもらったりすることもできなくはありません。
ただ、衛生面を考えると眼科で受けるのが賢明です。
数分で睫毛の除去は終わりますし、それほど痛みもありません。
数分で終わってしまうので安心して受けられます。
眼科では眼そのものの状態だけではなく、まぶたや逆睫毛の有無までしっかりと診てもらえるので、自己判断で済ませずに受診をするのが実はとても大切なことなのです。